老後資金も、教育資金も、リフォーム費用も 〜複数の目標を「同時に」シミュレーション〜

「老後のために毎月3万円積み立てています。でも、来年から子どもの塾代がかかるし、上の子の大学費用も迫ってきて…。この積立で本当に大丈夫でしょうか?」

40代のご相談でもっとも多いパターンかもしれません。老後資金・教育費・住宅の修繕など、複数の目標が重なり合う時期がまさに40代。しかも、それぞれの目標に必要な金額も、必要になる時期もバラバラです。

これまでご紹介してきたシミュレーターは「1つのゴールに向けて積み立てるといくらになるか」を確認するものでした。今回の第四弾は少し視点が違います。

目標を先に決めて、「その目標に届くかどうか」を確認する——いわゆる「ゴールベース」のシミュレーターです。

「いくら貯まる?」よりも「目標に届くかどうか?」

従来の積立シミュレーターは「毎月3万円・20年・利回り5%で積み立てるといくらになるか」を計算するものです。これはこれで有用なのですが、大切な視点が抜けています。

「で、それは自分の目標金額に対して足りているのか?」

老後に2,500万円必要だとして、結果が2,200万円なら300万円足りない。じゃあ毎月の積立を増やすべきか、利回りの高い商品を選ぶべきか、積立期間を延ばせるか——そこまで一気に考えられるのが、このゴールベース型の強みです。

最大4つの目標を同時に設定できる

このシミュレーターのユニークな点は、目標を最大4つまで同時に設定できることです。

画面上部の「目標1つ」「目標2つ」「目標3つ」「目標4つ」タブを切り替えて、自分の状況に合わせた数の目標を入力していきます。

設定できる目標の内容はこの通りです。

  • 目標① 老後資金
    まず最初に設定するのが、すべての計画の土台となる老後の生活資金です。「65歳時点で2,500万円必要」「25年かけて準備したい」といった形で入力します。
  • 目標② 子ども(1人目)の大学資金
    上のお子さんの大学進学費用です。国公立か私立かによって目標金額は変わりますが、入学から卒業までの総費用として400〜600万円を目安に設定してみてください。あと何年で必要になるかを入力すると、逆算して必要な積立額が見えてきます。(なお、自宅外での1人暮らしを想定する場合はその分の加算も考えた方が良いかもです)
  • 目標③ 子ども(2人目)の大学資金
    2人目のお子さんがいる家庭では、1人目とは時期がずれた形でもう一山あります。「上が大学に入ったと思ったら、次は下の子…」という声はよく聞きます。2人分の教育費を同時に視野に入れて設計できるのが、このシミュレーターならではです。
  • 目標④ その他(例:自宅リフォーム費用)
    老後・教育費以外の大きな支出も忘れずに。築20〜30年の住宅なら、屋根・外壁・水回りのリフォームが重なる時期があります。「15年後に300万円」といった形で加えておくと、より現実に近い全体像が見えてきます。

商品ごとの税引後の手取りを比較できる

「▶ 各商品の設定」では、投資する商品や口座の種類を設定できます。

グラフは**「手取りベース」**で表示されるため、税引き後に実際に手元に残る金額で比較できます。特定口座では運用益に対して約20.315%の税金がかかるため、同じ積立額・同じ利回りでも、NISAと特定口座では最終的な手取り額に差が生まれます。

「NISAで積み立てている分と、その他保険等で準備している分を合わせて、目標に届くのか?」——そういった複合的な確認ができる実践的なシミュレーターです。

なお、新NISAの非課税投資枠(年間360万円・生涯1,800万円)の上限管理はシミュレーターには含まれていないため、その点は別途ご確認ください。

「なんとなく積み立てている」から「目標から逆算する」へ

40代は老後まで20年以上ある一方で、子どもの教育費のピークが目前に迫っています。限られた家計の中で、老後・教育費・その他の目標にどう資金を振り分けるか。その全体設計を考えるタイミングとして、このシミュレーターは特に役立ちます。

まずはざっくりとした金額でいいので、4つの目標を入力して動かしてみてください。「今の積立では少し足りない」「この目標は少し妥協できる」など、優先順位の整理にもつながります。

「結果を見たけれど、どう解釈すればいいかわからない」という方はお気軽にご連絡ください。目標の整理から商品の組み合わせ方まで一緒に考えていくサポートを行なっていきます。

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